ファブリーズがなぜ危険なのか理解できる記事
ファブリーズの特定除菌成分「Quat(クウォット)」とは、第四級アンモニウム塩(Quaternary ammonium compounds)という化学物質の総称です。
第四級アンモニウム塩は消毒薬、界面活性剤、柔軟剤、シャンプーなどの帯電防止剤に使われています。この物質は、ウイルスなどの細胞膜を破壊することにより様々な生物を破壊していきますが、当然、人にも、悪影響がたくさんあります。
- 皮膚障害
- 殺精子作用
- 発がん性
- 妊娠率低下
- 肝臓障害
- アレルギー
- アトピー性皮膚炎…etc
報告があるものとしては、症状として「吐き気」や「頭痛」が多いです。おそらく、噴霧した際に許容量以上の量を吸い込んでしまったのでしょう。
論より証拠〜ファブリーズを日常的に使うことは避けるべき事実としての情報
ファブリーズを日常的に使うことは避けるべき事実としての情報
実は、東京都でも2回の実験を行っています。1回目は2006年、2回目は2010年に行われました。海外雑誌「NATURE」に掲載された内容やその後の実験をご紹介します。(実験では製品名を隠して表現していますが、99.9%ファブリーズのことです)
そもそもなぜ東京都がこの実験を行うに至ったのかといいますと、
「厚生労働省が毒・劇物の使用基準を規制している中、ファブリーズもその規制対象だが、そもそも一般の人たちがファブリーズに書いてある安全な使用方法や容量を守っているか。そのあたりのこともあるので、どれくらいで危険なのかをこちらで調べてみますね」という趣旨です。(話を分かりやすくするために簡単に説明しています)
【実験1回目】
1回目の実験では、生後間もない赤ちゃんマウスに2mg/kg(体重1キロにつき2mg相当)のファブリーズ成分を飲ませると死亡率が上がることが分かりました。
【実験2回目】
2回目の実験では、ファブリーズに使われているQuat(第四級アンモニウム塩)の二種類の成分を突き止めて、赤ちゃんマウスと大人のマウスにその原液を飲ませたところ、赤ちゃんマウスは、1.25mg/kgでオスとメスともに死亡率が35%程度増加、生き残った赤ちゃんマウスも肝臓重量の低下、乳酸量の低下と血糖上昇、萎縮性の肝機能障害が確認されました。メスの場合は、さらに卵巣への影響も確認されました。大人のマウスは、2.5mg/kgで尿酸値の低下、血糖値の上昇が確認されました。
(情報ソース)
東京都健康安全研究センター研究年報 第57号(2006)和文要旨
東京都健康安全研究センター研究年報 第57号2006
東京都健康安全研究センター研究年報 第61号 別刷2010
https://xn--kckxbyjs74u.net/%E7%94%9F%E6%B4%BB/febreze/
転載元 オゾン水・net
やっぱり危険だった!P&G『ファブリーズ』の除菌成分に生殖異常・精子減少リスク――汗や臭い対策の薬用化粧品でも使用
http://www.mynewsjapan.com/reports/2216
MY NEWS JAPANより引用